5Gとだけ書かれた場合、ほぼ「第5世代通信の5G(ふぁいぶじー)」の事だが、まれに「5GHzの5G(ごぎが)」の可能性もあるので、この言葉が書かれた場所とシチュエーションで判断するという謎解きイベントが開催される可能性がある言葉。
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G
しばらく前までは、1,000,000,000(10の9乗)または、1,073,741,824(2の30乗)を示す接頭語(単位の前につく文字)だったが、スマホ等の通信規格で5G(第5世代の意味)とか言い出してめんどくさくなったアルファベット。
また、近年「ギガが減る」などという〇〇【脳の処理能力が著しく低下している様子を表す伏字】っぽい言い方が一般化しているが、この用法を使っている人はこれが通信量を表す単位の接頭語だということを知ってる人は少ない。
JIS規格
JISだけでいいのについ規格をつけてしまう謎の規格。
JISが「日本産業規格」なので、「日本産業規格規格」になるけど、なぜか「チゲ鍋」くらいの気軽さで「規格」を付けてしまう。
昔は、JISを「日本工業規格」って言ってたけど、いつの間にか「日本産業規格」になってた。
SATA
シリアル通信するATAでSerialATAともいう規格。
ATAはパラレル通信だったけど、シリアル通信にしたのでSATAって名前になった。
とりあえず、内蔵ハードディスクとかを線でつなぐ規格のいいやつって憶えておけば良い。
AT(PC/AT)という規格を元にしたATAという規格を元にしたSATAという規格なので、略語の意味を調べようとするとくそめんどくさいやつ。
外付け用のeSATAってのもあったけど、USBによってほぼ駆逐されている。
USB
「Universal Serial Bus」の頭文字を取った物、直訳で「普遍的な直列の乗合自動車」、なんとなく訳すと「万能な順次データを投げるデータ伝送方式」
どう訳しても今ひとつ意味がわからないけど、RS-232CとかRS-422とかのシリアルバスを良い感じに共通化して頑張った結果らしい。
新しい規格が出まくってコネクタの形状が5種類以上ある状態で、なにがUniversal なのかと思わなくも無いが気にしたら負けである。
そもそもは充電するなんてことは考えてなかったのに(キーボードやマウスなどの周辺機器動作用の電力供給はあった)、携帯電話会社とかが「充電したい」とか言って独自規格で好き勝手やりやがったりした時期もあったけど、今はきちんと規格化していて、iで始まる製品を出す某A社を除き今は概ね平和。
四角型のUSB Type-Aが一般的によく知られていて、このコネクタは裏表の50%の確率で挿す事が出来るはずが、なぜか失敗する確率のほうが高いため「確率を信じてはいけない」という人生の教訓を得られる特性を持つ。
Wi-Fi 6E
最近(2022年9月)になってやっと総務省が使ってもいいって言った6GHz帯の無線を使おうぜ!って規格。
規格は2020年にリリースされている。
前年にリリースされたWi-Fi 6Eの元になったWi-Fi 6の「6」は第6世代の意味で、6GHz帯の使用は出来ない。
6GHz帯を使用していないのに順番でWi-Fi 6となってしまったものだから、翌年の6GHz帯を使用する規格の時にWi-Fi 6Eという混乱しか生まない表記となった。
そもそもWi-Fi 5なんてほとんど誰も言ってなかったのに、Wi-Fi 6と急に言い出したのは、
みんな「値段」と「高速」と「遠くまで届く」しか見てないから、遠くまで飛ばない6GHz帯は情弱には売れないと思って急にWi-Fi 6Eの布石でWi-Fi 6とか言い出したと思われる。(※個人の感想です)
あと、通信規格の名前を付けてるやつらは、とりあえずEをつければ許されると思ってる節があるけど、私は許さない。